スマホで美少女ゲーム
| みみをすませば |
夏の訪れを感じさせる7月。
こんな中途半端な時期に家庭の事情により、祖母の住む『南星九豆島』（みなみほしくずじま）へ一人転校を余儀なくされた主人公。
転校先は船で1日以上もかかる自然あふれる孤島にある学校。
島は携帯電話が使えず、島民のほとんどは農業化漁業に従事している。
定期便は1週間に1度。
学校は1学年1クラス。
転校初日に教師に連れられて挨拶をする主人公。
挨拶のさなか、クラスメイト達に突然ケモノミミが！？
実は子この島では1〜3日に1度、不定期に『イヤー・タイム』が訪れる。
その数分間は島にいる人間にケモノミミが生え、近くの人が考えていることが分かってしまうのだ！！
範囲はだいたい半径10メートルくらい。
南星九豆島では昔からのことで、島民は慣れっこになっていて、余計なことは考えないようにできる。
しかし主人公は、「俺の考えてるあんなことやこんなことがすべてバレる！？」と戸惑う・・・
島には『イヤー・タイム』以外にも、神域当人が近寄らない『星神山』（ほしがみやま）や、その山の奥にあるという、その水に浸かって愛を誓った男女は永遠に結ばれるという『おむすび池』などの秘跡がある。
空気中より水中の方が音が伝わりやすいのと同じように、『おむすび池』では心の声が伝わりやすい。
この池では常に『イヤー・タイム』であり、より強く深層の意識まで筒抜けになる状態なので、心の奥底から気持ちが変わらないカップルは強い絆で結ばれるというのが伝説の真相だ。
しかし、逆に仲が悪くなってしまうこともあるため、島の平和を維持するために『星神山』は禁則地になっているのだ。
そんな一風変わった環境で、主人公はヒロインたちと知り合い、愛を深めていくことができるか！？
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